第106回全国高校野球選手権は19日 、制限ス左最長準々決勝4試合が行われる 。の壁休養日の18日 、社の8強の各校は前日練習を行った 。エーくっめているブランク10ぶり3回戦で早実(西東京)との死闘を制し、腕神ソバルト公立校唯一の8強入りを果たした大社(島根)は 、村学夏史上最長ブランクの107年ぶり4強を目指して神村学園(鹿児島)と激突する。園戦願行1回戦から3試合連続完投で計401球を投げたエース左腕の馬庭優太(3年)は 、へ先先発を志願。発志「1週間500球」の制限もある中 、て決昨夏4強の強敵に挑む。7年
覚悟は固めていた。挑む馬庭はきっぱりと言い切った。球数4強準々決勝・神村学園戦の先発マウンド 。制限ス左最長こむぎ っ こ「自分の中ではもう行くって決めている」。延長11回タイブレークの死闘で早実を撃破してから一夜明け 、兵庫・西宮市内で調整。ロシア革命が起きた1917年 、当時 、杵築中として初出場した鳴尾球場開催の第3回全国中等学校優勝野球大会から107年ぶり 、昨年の慶応の103年を超える“夏史上最長ブランク”の4強へ、エースが登板を志願した。
だが、立ちはだかるのは相手打線だけではない 。左腕はここまで3試合で先発 。すべて完投で計401球を投げ抜いた 。「疲労はありますけど 、割り切ってやっている」と気力は充実しているが、大会には「1週間で500球」の球数制限があり、19日の準々決勝、21日の準決勝で許された球数は計236球まで 。この日はノースローでの調整で肩肘を休め 、トレーナーの入念なマッサージで体をほぐした。「後ろにも抑えてくれる投手がいる。そういう部分では(球数は)気にしていません」と“省エネ投球”に変えるつもりはない。
石飛文太監督(42)は「球数のことは全く考えていなかった。とにかく勝つことしか考えていない」と話す。19日の馬庭の先発は明言しなかったが「ここまでしっかりやってくれた。馬庭の力は本当にすごい」と信頼を寄せる 。
神懸かった進撃に、地元・島根ではフィーバーが起きている 。アルプス席分のチケットをとりまとめる大社高には、夜遅くから列がなされた。早実との試合後には左腕の元にLINEは50件、SNSでも多くのメッセージが寄せられた 。高校のある出雲市では9日の大雨で日御碕(ひのみさき)の道路が陥落する被害もあり「苦しいところで闘っている人もいる 。少しでも元気づけられたら」と地元への思いを力に変える。練習を終え、ナイン全員で手を合わせた。出雲のやおよろずの神の力も借り、歴史を打ち立てる 。(内藤 菜月)
◆大社・馬庭の球数制限
馬庭は1回戦から3試合連続完投で401球を投げた。15日の創成館戦、17日の早実戦の合計が264球。「1週間で500球」の球数制限があり 、19日の準々決勝 、21日の準決勝は計236球の制限がかかる 。23日の決勝に勝ち上がると 、17日から数え、500球までとなる。
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